ホーンバックル氏と並ぶ井上尚弥

　WBAスーパー・IBF世界バンタム級チャンピオン井上尚弥（27歳＝大橋）のラスベガス初陣まで、残りあと3日──。現地時間28日、“チーム井上”はついにMGMホテル入りを果たした。 トップランク・プロモーションによる、新型コロナウイルス感染予防の注意書き　写真提供＿大橋ボクシングジム

この日、井上尚弥ら“チーム井上”が、拠点としていたホテルから会場となるMGMグランド・カンファレンスセンター“ザ・バブル”へと移動。同施設のプロモーションのため、MGMリゾーツ社長のビル・ホーンバックル氏と面会した。

PCR検査会場の案内ボード

その後、午後9時に大橋秀行会長、井上尚弥、平岡アンディ両チーム合わせたすべての大橋ジム陣営が合流。全員が渡米して2度目となるPCR検査を受けた。検査後は、翌朝に結果が出るまで、各自ホテルの部屋からは一歩も出られない状態となる。

「ホテルを移動することで環境が変わりますが、“バブル”ではなるべくリラックスすることに努めたいと思います」と井上尚弥。“爆発”するそのときまで。静かなるカウントダウン状態に入った。 写真提供＿大橋ボクシングジム