走りたくないけど運動はしたい!そんなときは「ラッキング」を試してみてはいかが?
ランニングは、屋外に出てカロリーを燃焼できるうえに、有酸素運動で体を鍛えられるというすばらしいエクササイズです。 とはいえ、できれば「走る」ことなく、そのメリットだけを享受したいと思っていませんか? それならば、ランニングの代わりに「ラッキング」を試してみましょう。つまり、ウエイトが入ったリュックサックを背負ってウォーキングするのです。
ラッキングとは?
ウエイトが入ったリュックサックを背負って、ウォーキングやハイキングをすることを「ラッキング」と言います。 軍隊では、装備をリュックサックに入れて背負い、長距離を歩く行軍訓練が行なわれます。それと同じことをスポーツとしてやるのがラッキングです。 リュックサック(Rucksack、英語ではラックサック)を背負って歩くので、ラッキング(Rucking)というわけです。 エクササイズの一環としてラッキングする人は、ハイキング用品や軍隊の装備を運ぶわけではありません。 近所を短い距離でラッキングする場合ならなおさらです。 代わりに、リュックサックにウエイトを入れたり、重りが付いたベストを着るのがいいでしょう。
ラッキングのメリットとは?
ラッキングは、ランニングやほかの有酸素運動と同様に、安定したペースで行なう有酸素運動の1種です。 心拍数が長時間にわたって上昇するので、心肺機能を鍛えるのに向いています。 カロリー消費量も多いので、体重の維持管理にも効果的です。 「ウエイトなしで歩いたっていいんでは?」と思う人もいるかもしれません。 けれども、基礎的な体力がついた人にとっては、ウォーキングは、運動としてあまりにも軽く、負荷が足りないのです。 すでにウォーキングを日課としており、もう少し負荷が高い運動にチャレンジする準備ができている場合、次のステップとしては、歩くスピードを上げたり、坂道を上ったり、ウエイトを持ってウォーキングしたりするのが最適です。 そして、ウエイトを背負って歩くラッキングをしながら、スピードを上げたり、坂道を歩いたりすることもできます。