板垣瑞生 事務所退所騒動の真相明かす ストレスで不眠・拒食症「人前に出ることが難しいほどに…」
俳優の板垣瑞生が29日にインスタグラムを更新。今年4月に所属していた芸能事務所「スターダストプロモーション」を退所した騒動に触れた。 板垣は自身の退所をめぐる様々な〝憶測報道〟に触れ、「改めて以下に退所の経緯と現在についてご報告させて頂きます」と長文で真相をつづった。板垣は退所理由については「病院に入院をしていたため」「話し合いの末、退所する」などと簡潔に説明していた。 退所の経緯については「今年の1月頃から様々なストレスやプレッシャーから精神的に非常に不安定な状態になり、不眠や拒食等の症状が出始めました。自分自身そのような状態になることが生まれて初めてだったこともあり、そのことを前事務所含め誰にも言えないままただ一人で耐えることしかできない時間が続きました」と明かし、3月ごろには「明らかに俳優として人前に出ることが難しいほどに心身共に弱っていた」という。 さらに「どうしてそのような思考に至ったのか、今では本当にわからないのですが、この頃突発的に『俳優を辞めてアーティストになろう』と考えてしまい、前事務所に対して事務所の退所と俳優を辞めることを申し入れ、更に俳優を辞める覚悟を見せようと勝手に考え、前事務所になんの相談もなく髪の毛を坊主にしてしまうなどの行動をとってしまったと記憶しています」と〝突っ走った〟結果、事務所からは「残っている様々なイベント等の仕事を実行できる状態にない」と判断され、退所が決定した。 その後は病院で1か月の療養期間を経て、心身ともに復調。スターダスト側にも謝罪をし「応援してるよ」という言葉も貰ったという。 「これが私の退所に至る原因と経緯でございます。前事務所様の退所発表の方法に関しましては、精神的な病で不安定な状態に陥ってしまい、挙句入院してしまっていた私の時の状況も考慮して頂いた上での発表方法だったのではないかと私自身は考えており、その点におきましても前事務所の皆様のお心遣いに非常に感謝致しております」 その後、6月頃には以前の体調を取り戻し仕事復帰も果たした。「現在はもう一度俳優として皆様に私の演技を見て頂くために、所属させて頂ける事務所を探しながら先述したライブ配信やその他企業様から頂いた仕事などを積極的にやらさせて頂いております」と明るく報告し「今後は今回私が経験したことと同じような境遇になっている人たちのために私にできることや、自分自身の経験を通して皆様のお役に立てることを模索し、ボランティアなど様々な形で実行していければとも考えております」と新たな活動への意欲を示している。
東スポWEB