【K-1】欧州の巨大熊イストラテ、山口翔大と迫力ボディで計量パス!カリミアンから罵声飛ぶ
12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される格闘技イベント『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』の前日計量が13日、都内にて行われた。 無差別級トーナメントはリザーブファイトも含めた全10選手が計量を終えたが、クラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)の計量の際には因縁のあるシナ・カリミアンから罵声が飛び、2人は会見でも舌戦を展開した。 【フォト&動画】熊のようなイストラテのボディ!カリミアンと挑発合戦も イストラテはルーマニア出身・イタリア国籍のファイターで、ISKAヨーロッパのヘビー級王座を保持。昨年のK-1無差別級トーナメントでは準優勝。今年10月のK-1 WORLD GP 2024 無差別級アジア予選はシナ・カリミアンと対戦も、後頭部へのカリミアンへのパンチがアクシデントとみなされてノーコンテストに。だが、それまでダウンを奪うなど優位だったことから決勝トーナメント進出を決めた。 対する山口は、出場予定だったクォン・ジャンウォンが持病である突発性難聴の治療で欠場となり、代役として参戦することに。空手をベースに持ち、白蓮会館の全日本大会で5度優勝。300超の流派、団体が加盟するJFKO全日本大会では、18年と19年の重量級を連覇した。キック転向後は7戦無敗を誇っていたが、今年10月にエロール・ジマーマンにKO負けを喫した。 カリミアンは今回のトーナメントには出場せず、ワンマッチで木村太地と対戦する。しかし計量後の会見でイストラテに向かって「ジャガイモが明日のトーナメントに上がってるのはあり得ない。明日の相手の山口君に強いローキックを蹴り続けられると思うので気をつけなさい。(山口君は)キックも体も強いしあなたは勝てない」などと挑発。イストラテも言い返し、互いにヒートアップ!司会が中断させる形で何とか事態は収められた。 両者の因縁はまだまだ続きそうだが、まずは明日の準々決勝となるイストラテvs山口に注目したい。 <無差別級トーナメント計量結果> ▼第5試合 K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(4)/3分3R・延長1R K-Jee(K-1ジム福岡チームbeginning)→97.1kg vs エロール・ジマーマン(オランダ/Hemmers Gym)→107.9kg ▼第4試合 K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(3)/3分3R・延長1R アリエル・マチャド(ブラジル/Hemmers Gym)→105.6kg vs リース・ブルーデネル(イギリス/Madison Team)→111.2kg ▼第3試合 K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(2)/3分3R・延長1R フェン・ルイ(中国星武創新/ファイトクラブ)→98.8kg vs マッティア・ファラオーニ(イタリア/Fight1-S.gabriel)→100.8kg ▼第2試合 K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・準々決勝(1)/3分3R・延長1R 山口翔大(GENESIS/TEAM3K/JFKO全日本大会2連覇)→94.8kg vs クラウディオ・イストラテ(ルーマニア/Kombat Gym)→110.8kg ▼第1試合 K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R 谷川聖哉(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→98.5kg vs 実方宏介(真樹ジムAICHI)→118.0kg