【ボートレース】島崎丈一朗が悲願の初優出のためにも準優の好枠を目指す
◆ルーキーシリーズ第22戦スカパー!・JLC杯(12月13日、ボートレースびわこ3日目) 127期の島崎丈一朗(20)=東京支部=の3日目は、8R3号艇の1回出番。「1Mはまくり差しに入るつもりのターンで中途半端になってしまった。それに落として回るとフワフワする感じもあって、2日目のいい状態と比べたら回転はズレていました」。1周1Mは外を回して追走するが、2Mで6番手に後退。それでも前を猛追して2周2Mでは小回りターンで4番手へ浮上し、そのまま4着フィニッシュで踏ん張った。 当地では今年6月、渡辺英児ら古豪相手に初優出まであと一歩及ばずの準優3着と奮闘した。相棒59号機は、地元の深井利寿がG1びわこ大賞で優勝し、最近3節で2優出している好素性機。今節は白星こそないが2、4、3、4着とまとめており、得点率は21位。準優進出ボーダーを6.00に想定するなら2走14点の勝負駆け。予選ラストの4日目は2R4号艇、10R5号艇で臨む。 「調整が合った状態なら出足、回り足が良くて、特訓の感じではスリットの足も良好です。準優で一つでもいい枠に乗りたい。残すはダッシュの2走だけど、調整さえ合わせられれば展開を突く足は十分あるので、頑張ります」。デビュー初優出へ向け、まずは予選突破。予選ラスト2走できっちり結果を出す。(早野 智之)
報知新聞社