KDDI、スマホをかざして歩くだけでVRの別世界に移動できる「au XR Door」を開始
KDDIはスマートフォンの画面上に現れるドア(以下、ARドア)に向かって歩いていくとVR空間が楽しめるスマートフォン向けアプリ「au XR Door」の提供を開始した。
新型コロナウイルス感染症の影響により外出や旅行が制限される中、沖縄県小浜島やヨーロッパの街並み、さらには海の中まで、自宅にいながら様々な旅行の擬似体験が可能だ。
「au XR Door」は、VRゴーグルなどは不要で、スマートフォン単体で利用できる。アプリを通じてスマートフォンを空間にかざすと、AR技術で地面を認識し画面上にARドアが出現する。ARドアを通り抜ければスマートフォンの動きにあわせて表示が変わる360度の景色を見ることができる。
同サービスで楽しめる主なコンテンツは3つ。1つ目はXR Door オリジナルコンテンツの「WORLD」。花畑や岩場、海中など、世界の片隅を覗くことができる。
2つ目は、Loco Partnersが運営する宿泊予約サービス「Relux(リラックス)」の協力のもと、厳選された宿泊施設や地域の魅力を体験できる「XR Door × Relux」。沖縄県の「はいむるぶし」や栃木県の「ザ・リッツ・カールトン日光」、三重県の「アマネム」などでの、至極の旅を体験できる。
そして3つ目は、ARドアの先で繰り広げられる恐竜との対戦シューティングゲーム「XR Door×恐竜シューティング」だ。こちらはスマートプレミアム会員限定コンテンツとしてリリースされる。
MarkeZine編集部[著]