【関東大学ラグビー】早大が6季ぶりV王手!慶大にトライ1度も与えず57―3で圧勝
◇ラグビー関東大学対抗戦Aグループ 早大57―3慶大(2024年11月23日 東京・秩父宮ラグビー場) 早大が慶大を57―3で下して開幕無敗の6戦全勝とした。3トライ差以上の勝利に与えられるボーナスポイントも獲得して総勝ち点36とし、全チーム1試合ずつを残した状況で単独首位に。12月1日の明大戦に勝利するか引き分ければ、早大の6季ぶり優勝が決まる。 前半から早大が大差をつけた。11分、フッカー佐藤健次(4年)→ロック栗田文介(3年)からパスを受けたNo・8鈴木風詩(4年)が先制トライ。さらに14分、WTB田中健想(1年)とFB矢崎由高(2年)が快足を飛ばして大きく前進すると、パスをつないでSO服部亮太(1年)がトライを決めた。21分、慶大のWTB小野沢謙真(1年)がペナルティーゴールで3点を返すも、早大はペナルティーゴール1つとトライ3つでさらに突き放した。早大のCTB野中健吾(3年)は、前半だけで5本全てのコンバージョンキックを正確に決めて得点を重ねた。 38―3で折り返して迎えた後半。早大がさらに3トライを重ね、101回目の早慶戦は57―3で圧勝した。早大は立大戦、日体大戦、青学大戦に続いて一度もトライを与えなかった。