首位は変わらずカネロ、ディパエンを倒した井上尚弥は4位|DAZN選定最新PFPランキング|ボクシング
【ボクシング ニュース】DAZNが独自にパウンド・フォー・パウンドを公開した。2022年1月10日時点のランキングとなる。 COVID-19のパンデミックに伴い、ボクシング界は長きに渡って中断を余儀なくされてきた。しかし最近では再び質の高いファイトが行なわれるなど、活気を取り戻している。 それでは、全階級を合わせた世界最強のファイターは誰だろうか? この記事では、DAZNが独自に選定したトップ10のファイターをランキング形式で紹介する。
1. カネロ・アルバレス(変動なし)
アンディスピューテッド王者となった偉業に伴い、現在のカネロの順位は誰もが認めるところとなっている。168ポンド(スーパーミドル級)を完全制覇した今、2022年もPFP王者に居座れるかどうかは、対戦相手に誰を選ぶかにかかっている。さらにカネロは、クルーザー級への挑戦も狙っているようだ。
2. オレクサンドル・ウシク(変動なし)
元クルーザー級アンディスピューテッド王者のヘビー級挑戦に懐疑的な声があったのは、チャズ・ウィザスプーン戦やデレック・チゾラ戦のパフォーマンスに課題があったからだった。だが、3団体王者でかつてPFPにランクインしていたアンソニー・ジョシュアから王座を奪い、自身の力を見事なまでに証明することができた。
3. テレンス・クロフォード(変動なし)
12月度のランキングでは、第2位を誰にするかについてDAZN内で熱い議論が交わされた。クロフォードはポーター戦の内容でウシクを上回ったと主張する者もいたが、投票の結果わずかな差で3位となった。クロフォードとウシクの両者が強く臨むビッグマッチが実現すれば、この議論は重要ではなくなるだろう。それどころかアルバレスの1位の座まで賭けられることになるはずだ。
4. 井上尚弥(変動なし)
無敗の3階級世界王者であり、現在バンタム級統一王者である井上は、12月にアラン・ディパエンを倒してトップ5を確保した。だが、「ザ・モンスター」が再び3位以内に浮上するためには、ノニト・ドネアとの統一王座をかけたリマッチや、ジョンリル・カシメロ、ギレルモ・リゴンドーのような、より知名度の高い相手とのビッグファイトをこなす必要があるだろう。