DeNA・中川虎大、右肘手術し終盤不在でも倍増提示に「こんなに上げてくれるんだと思って即行でサインした」
DeNA・中川虎大投手(25)が29日、横浜市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、760万円増の年俸1520万円でサインした。7年目の今季は自己最多31試合に登板し「途中で手術して離脱したのに、こんなに上げてくれるんだなと思って、即行でサインしました」と笑顔で語った。 【イメージ画像】横浜に新たな〝名所〟関内駅前にライブビューイングアリーナ開業へ 150キロ後半をマークする直球と鋭いフォークボールを武器に、シーズン前半には伊勢、ウェンデルケンらが相次いで離脱する中で勝ちパターンにも抜てきされた。だが、8月に右肘のクリーニング手術を受け今季を終了し「前半戦はすごくよかったけど、CSも日本シリーズも出られていない。チームとして日本一になれたうれしさはあるけど、悔しさがすごく大きい」と振り返った。 この日、術後初めてブルペン投球を行ったことを明かし「平地では148キロも出ていた。違和感なくいけているので、年内にはリハビリを卒業して、(来春)キャンプからいけると思います」と順調ぶりを語った。 来季へ向けて「球速はデータでも出ている通り153キロを超えると被打率も下がるので、アベレージで153キロ。今季は156、7キロも投げられたが、後半は140キロ後半とかもあったので、そういうのをなくしていかないと。監督としてもばらつきがあると使いにくいかなと思うので、高いところでアベレージを出していきたい」と意気込んだ。