【今週の数字】モダンリテール編(7/5~7/11): ファーストリテが3Q決算で過去最高益を達成、ほか
.ad-wrapper,.advertisement,#header-ad-wrapper {display:none !important} 「Notable Numbers of the Week」は、モダンリテールが注目するニュース(7月5日(金)~7月11日(木))を数字とともにご紹介します。 3128億円
ファーストリテが3Q決算で過去最高益を達成
ファーストリテイリングが発表した2024年度第3四半期(2023年9月~24年5月)連結決算で、純利益は前年同期比31.2%増の3128億円、売上高を示す売上収益は10.4%増の2兆3665億円となり、いずれも過去最高を記録した。24年8月期の連結業績予想も上方修正し、純利益は従来予想の3200億円から3650億円、売上収益は3兆300億円から3兆700億円に変更し、通期でも過去最高となる見込みだ(sankei.com)。 5000万ドル
ノンアルビールのアスレチック・ブリューイングが追加資金調達
ノンアルコールビールを製造するアスレチック・ブリューイング・カンパニー(Athletic Brewing Company)が5000万ドル(約79億2900万円)の追加資金を調達した。この資金で生産能力を増強し、世界的な小売店での販売を拡大して需要の増加に対応する計画だ(CNBC)。 2億7000万ドル
シーインの英国・欧州市場での投資額
英ロンドンでの上場の可能性を視野に入れるオンライン・ファストファッション大手のシーイン(Shein)は、業界の廃棄物に対処するため、今後5年間で英国とヨーロッパに約2億7000万ドル(約428億ドル)を投資する。その大部分は、繊維業界に大きな影響を与えている廃棄物対策として、繊維リサイクル技術を追求する企業を支援する基金に充てられる。残りは、シーインのマーケットプレイス・サービスを利用してビジネスを成長させようとする地域ブランドやデザイナー、英国とヨーロッパにおける潜在的な研究開発投資や試験的生産施設に割り当てられる(WSJ)。 Edited by 戸田美子
編集部
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