「今場所は体が切れている」 明生がご当地幕内力士で唯一の勝ち越し
◆大相撲九州場所14日目・明生(寄り切り)湘南乃海(23日、福岡国際センター) 明生(鹿児島県瀬戸内町出身)が九州・沖縄出身の幕内力士で唯一の勝ち越しを決めた。湘南乃海の突き押しをこらえ、相手が引いて呼び込んだ好機を生かして寄り切り。「あまりいい相撲ではない。当たった後の流れが良くない。前に出ないと」と反省しながらも、自身3場所ぶりの勝ち越しに「久々なのでうれしい。今場所は体が切れているし、落ち着いて相撲を取れている」とほほえんだ。所属の立浪部屋では部屋頭の豊昇龍が活躍。活気と緊張感の中でも「自分のペースでやっています」と千秋楽も平常心で臨む。 ■発生率0.01%の大技【動画】
西日本新聞社