秋の山野草見て 施設栽培中心に40鉢 入れ替えながら展示/兵庫・丹波市
青垣いきものふれあいの里(兵庫県丹波市青垣町山垣)で、「秋の里山植物展」が開かれている。現在、シダ類を合わせて約40鉢を展示。会期の11月4日まで、入れ替えながら展示する。キノコ標本なども並べている。暑い秋の影響で開花が早まっており、早めの来場を呼びかけている。 紫色の花のコバギボウシなどが開花。淡い赤紫色の花穂を付ける水草、ミズトラノオ(県レッドデータBランク)も散らずに耐えている。 小さな黒い花が咲くクロバナヒキオコシは、「氷上回廊」を今に伝える植物。日本海側の斜面に咲く植物だが、市内でも見られる。 同施設で栽培したものが中心。夏、秋の暑さで開花が早まり、花が散ったものもある。 入場無料。月曜休館。