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実は怖い「汚れたエコバッグ」!菌の温床、食中毒の恐れも 調査では…「洗ったことない」51%

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まいどなニュース

 ツイッター上で最近、コンビニやスーパーのレジで働く人々の悲鳴に近い嘆きや怒りの声を見かけることが増えました。来店客の「汚れたエコバッグ」が原因です。<濡れたエコバッグを差し出された><異臭がした><汚いバッグに触りたくない><清潔なバッグを持ってきて>など、身につまされる内容が並びます。 【写真】食中毒は10日後に発症することも ■汚れの原因は?  生鮮食料品や冷えたドリンク類、冷凍食品の結露など、エコバッグに入れる商品の表面には水分がいっぱい。お惣菜のフライ食品からパン粉の揚げかすが落ちることも。このような水分や食品かすを放置すると菌が繁殖、食中毒につながる恐れもあります。 ■アンケートでは衝撃の結果が…  福岡県のエフコープ生活協同組合は2019年、エコバッグの汚れについて調査を実施しました。県内店舗の中から、エフコープ舞松原店(福岡市東区)の来店者が持参したエコバッグの衛生状態についてアンケートを行いました。検証したのは、普段から同組合の取り扱い商品の微生物や遺伝子の検査、施設点検などを行う「エフコープ商品検査センターりんご館」です。  まず、「エコバッグを洗っていますか?」と尋ねたところ、なんと「洗ったことがない」が51%。「2、3カ月に1回洗う」23%、「月1回洗う」18%、「週1回洗う」5%、「毎日洗う」3%という結果でした。  さらに、来店客のエコバッグを拭き取りし、菌の数も検査しました。数により3段階に分類。「菌の数0-10個・きれい」は40%、「10-50個・やや汚れている」50%、「50個以上・汚れている」10%。6割の人のエコバッグが、「汚れている、やや汚れている」ことが判明しました。  いつも持ち歩いていたエコバッグがエコどころか、菌の温床だったとは…大変ショックな結果です。 ■菌を減らすには  では菌を減らすにはどうしたらいいのでしょうか。解決策はずばり「定期的に洗う習慣」が大切といいます。同センターのスタッフが私物のエコバッグを使い、洗濯前後の菌の数の変化を調べると、1回の洗濯だけで菌は激減。200個近い菌が確認できたバッグも、菌はほとんどなくなったといいます。洗濯できない素材には、アルコール系の除菌スプレーを振りかけるだけでも同様の効果が出るそうです。 ■担当者「水分を残さないことが大切」  同センターが推奨する「菌を付着・増殖させないためのポイント」を紹介します。 (1)水分や肉汁に注意。肉や魚、野菜、冷凍食品はポリ袋に入れてからエコバッグに入れる。 (2)汚れは見た目で判断しない。定期的に洗う習慣をつける。 (3)洗い替えのエコバッグを用意する。洗濯の頻度が高いほどよりきれいに使用できる。  さらに同組合の広報担当者からアドバイスをもらいました。  「エコバッグを衛生的に使用するためには、バッグに水分を残さないことも大切です。日ごろから天日干しをするなどして、乾燥させることを心掛けましょう」(広報部担当者)  7月からレジ袋有料化が義務付けられるのを前に、エコバッグを新調する人も多いのではないでしょうか。最近では、ざぶざぶ洗えることを前面に出したバッグも登場しています。「洗いやすいか、しょっちゅう洗えるか、乾かしやすいか」ということも選ぶ時の基準のひとつにしてはいかがでしょうか。コロナ対策の手洗いやうがいと同様に、エコバッグの洗濯も習慣づけたいですね。 (まいどなニュース/神戸新聞・金井 かおる)

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