2020年「ベストオブ・津田健次郎」キャラ4選+α!今年はやはり『極主夫道』に期待?
津田さん自身が絶賛するほどの、挑戦的作品も
セクシーな低音ボイスで数々の名キャラクターを演じてきた声優の津田健次郎さん。2020年は連続テレビ小説『エール』や『極主夫道』といったドラマに関わる一方、アニメでも多数の、そして幅広いキャラクターに声を吹き込んでくれました。今回はそんな2020年アニメのキャラクターから特に印象に残った4人+αを振り返り、今年2021年の津田さんの活躍を展望したいと思います。 【動画】津田健次郎さんの才能を感じさせる、2020年の動画3連発
●『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』名探偵・酒井戸/鳴瓢秋人 2020年に津田健次郎さんが主役を演じたアニメと言えば、『ID:INVADED イド:インヴェイデッド』。『Fate/Zero』や『Re:CREATORS』などで知られるあおきえい監督、ミステリー作家の舞城王太郎さんといった著名クリエイターによるオリジナルアニメで、殺意によって造られる仮想世界「イド」で得たヒントから、現実世界の殺人事件を解決するというSFミステリーです。 津田さんは本作で、現実世界で連続殺人事件の犯人を探すため警察に協力している鳴瓢秋人(なりひさごあきひと)と、彼の「イド」での姿である名探偵・酒井戸という2役を演じました。津田さんも自身のTwitterで「これ凄いんです。映像も脚本も音も芝居も挑戦的な事しかしていない」「尖った作品」と絶賛するだけに、ファンならぜひ観ておきたい一作です。この作品は「dアニメストア」「NETFLIX」「Amazon Prime Video」などで観ることができます。
●『秘密結社 鷹の爪 ~ゴールデン・スペル~』アドリアン・ザハル 悪の秘密結社・鷹の爪団が世界征服を企み続けるギャグアニメ『秘密結社 鷹の爪』シリーズ。久々の単独TVアニメでは、たったひと言で人間を意のままに操れる太古の呪文「ゴールデン・スペル」を軸にしたストーリーが、時事ネタ満載の“ウィズコロナ仕様”で描かれました。 津田さんが演じたのは、世界的なIT会社の副社長であるザハル。彼女いない歴=年齢という非モテキャラながら、劇中では佐藤利奈さん演じるエリートエージェントの鳳美冬と不器用過ぎる恋愛劇を展開。どちらも新キャラクターですが確かな存在感を発揮し、特にザハルは最終回の最後のセリフまで放つという厚遇ぶりでした。この作品は「dアニメストア」「U-NEXT」「Amazon Prime Video」などで観ることができます。 また津田さんフリークならずとも、本作の放送を記念して公開された動画「もしも津田健次郎さんが鷹の爪の声優を1人でやってみたら ~『怪人バトルリーグ編』~」は必見。津田さんがメインキャラクターを始め、ピザの配達員や赤ちゃんまで計14人を演じるという快(怪?)作です。