最悪の無駄遣い…。レアル、“給料が高すぎる”5人(5)。年俸11億円でわずか1得点。期待を裏切るストライカー
欧州主要リーグの2021/22シーズンが終わりを迎えようとしている。移籍金や年俸に見合う、あるいはそれ以上の活躍を披露した選手もいれば、そうでなかった選手ももちろん多数存在する。今回は、高額な給料を受け取りながらも、それに見合うパフォーマンスを示すことができなかったレアル・マドリードの選手を紹介する。(年俸、週給は『Salary Sport』を参照。今季リーグ戦成績は『transfermarkt』を参照)
FW:ルカ・ヨビッチ(セルビア代表) 生年月日:1997年12月23日(24歳) 年俸:790万ユーロ(約11億円) 週給:15万ユーロ(約2050万円) 21/22リーグ戦成績:14試合1得点2アシスト セルビア人ストライカー、ルカ・ヨビッチは2019年にアイントラハト・フランクフルトからレアルに移籍。しかし、次のシーズンにはローン移籍で再びフランクフルトへ戻り、同年にローン契約満了でスペインへ帰還する。フランクフルトでの通算成績は92試合40得点10アシストと、ストライカーと呼ぶには十分な成績を収めるが、レアルでは50試合3得点4アシストと頭を抱えたくなるほどの成績で終わっている。 今季、ヨビッチが公式戦でフル出場した試合はなんと0。リーグ戦通算成績も14試合1得点2アシストと、FWとして全く得点に絡めていないことははっきりしている。ヨビッチがイタリア人指揮官の構想外であることは一目瞭然だ。また、絶対的エースのカリム・ベンゼマをCFの座から引きずり下ろすことも不可能に近いだろう。 このような微々たる成績にもかかわらず年俸はなんと790万ユーロ(約11億円)。20代前半のプレイヤーとしてはヴィニシウス・ジュニオールの957万ユーロ(約13億円)に次ぐ2番目に多く貰っている。若手選手としては出場機会をもっと与えてほしいものの、セルビア人FWの得点数の低さは自身の年俸に比べると許される数字ではない。
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