IS:SUEを作り上げた“原点”とは?「aikoがきっかけ」「アニメが大好き」影響を受けたカルチャーたち【『IS:SUE THE BEGINNING』場面写真あり】
グループ名に込められた“異種”の意味
──IS:SUEというグループ名には「常に注目や話題性(ISSUE)を持って人々を魅了する、魅力的で"異種"な存在」という意味が込められていますよね。“異種”と聞いて、どう捉えましたか? YUUKI 最初は若干「ほかの人たちとは違う、レベチな女の子たち」というイメージを感じたんです。でも楽曲の歌詞を読み込んでパフォーマンスしていくうちに、自分たちが特別なのではなく、一人ひとり違う魅力があって、“みんなが異種で、みんな魅力的なんだ”というメッセージを感じて。今は“異種”の意味合いをそう捉えていて、そのメッセージ性を伝えていきたいという思いですね。 ──まさに最新曲「THE FLASH GIRL」の歌詞にもそうした意志を感じます。メンバー間で“異種”の捉え方について話すことも? RINO 改まって話すことはなくて、こうした取材のときにお互いの考えを聞いて「ふむふむ、そう思ってるんだ」と思うことが多いです(笑)。でも口に出さなくても、みんなが心の奥に抱いている思いは一緒な気がします。 NANO 「THE FLASH GIRL」の「居場所がないなら 自分で見つけるわ」というフレーズにはすごく共感しました。孤独を感じたり、置かれた環境に自分が合わないと感じたとしても、ならば自分がいやすい場所を作って、過ごしやすい人と一緒にいたらいい。自分たちの曲からそうしたマインドを受け取ってどんどんポジティブになり、前より自信を持ってステージに上がれている気がします。
12月11日発売『QuickJapan』では、IS:SUEが思う「自分らしさ」をさらに深掘り!
自分の好きなものを発信することにためらってしまう。ネガティブな自分が嫌い。「自分らしくいる」って難しくない? ──これまで、そんな葛藤を抱えていたというIS:SUE。 12月11日発売の『QuickJapan』Vol.175では、IS:SUEが自分自身とじっくり向き合い、「自分らしさ」や「個性」について考えます。
文=岸野恵加