IS:SUEを作り上げた“原点”とは?「aikoがきっかけ」「アニメが大好き」影響を受けたカルチャーたち【『IS:SUE THE BEGINNING』場面写真あり】
ビジュアルも、性格も、好きな音楽もそれぞれ違う。そんな彼女たちの「原点」とは、いったいなんなのだろうか? 『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』から新たに誕生し、今年6月にデビューしたIS:SUEにインタビュー。今まで影響されたカルチャーを聞くと、これまでの生き方が見えてきた。 【写真】美しすぎる!IS:SUEの全身カット【ほか15枚】
「母が車でかけていた、aikoの曲がきっかけ」
──みなさんがアーティストの道を志すにあたって、一番初めに「音楽」というものを意識して好きになったのはいつごろでしたか? NANO 私は、母と乗っていた車の記憶が強いです。お出かけするときに、母が車でよくaikoさんの曲を流していたんですね。お風呂でもaikoさんの曲を歌っていたし、aikoさんの影響で音楽を好きになって、「歌うことって楽しいな」と感じました。 ──NANOさんといえばダンスの印象が強いですが、まず歌うことが好きになったんですね。 NANO 確かにそうですね! 習ったことはないけど、まず歌を好きになり、歌って踊るアーティストさんに憧れてダンスを始めたという順番でした。ほかに小学生のころはmiwaさん、YUIさんが好きでよく聴いていたし、AKB48さんの曲を学校で友達と踊っていましたね。一世を風靡していた「神7」がいたころです。 ──YUUKIさんは過去のインタビューで、幼いころからビヨンセさんやブルーノ・マーズさんに憧れていたと語っていましたね。 YUUKI そうですね。でもそうした方々を、小さいころはまとめて“洋楽”として認識していたと思います。ダンスをずっとやっていたので、音楽を聴きながらも視覚的にダンスの動きを意識している部分が大きかったんですが、最初に「こんなに素晴らしい音楽があるんだ」と純粋に感動したのは、中学1~2年のころに出会ったONE OK ROCKさんでした。初めてロックに触れて、すごくカッコいいなと思って。 そのあと邦ロックに傾倒したわけではないんですけど、自分から最初に開拓した音楽はロックで、RADWIMPSさんやSUPER BEAVERさんなどもよく聴いていましたね。 ──RINOさんも、お姉さんに憧れて始めたというダンスが入口でしたか? RINO いろいろと記憶を辿ってみると、カラオケが原点にある気がしてきました。母も姉も歌うことが大好きで、幼いころから休みの日に家族でカラオケによく行っていたんです。 母に憧れて、同じ曲を入れてどっちが高得点を取れるか勝負してみたり。JUJUさんやMISIAさん、『アナと雪の女王』とかのミュージカル音楽が多かったかな。そこから歌の楽しさを知って、いろんな音楽を聴くようになったので、母の影響は大きいと思います。