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省力化へ最新技術 花巻でスマート農業体験会【岩手】

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岩手日日新聞社

 2020いわて花巻スマート農業体験試乗会は31日、花巻市轟木地内の圃場(ほじょう)で開かれた。自動操舵システムを備えたトラクターやコンバインでの作業、ドローン(小型無人飛行機)による空中散布などが公開され、訪れた農業従事者が大区画圃場での効率的な作業や、労力を補える方策として最新の農業機械の有用性に理解を深めた。  県南広域振興局と、同市やJAいわて花巻、農業関係機関・団体でつくる市農業振興対策本部の主催。大手農機具メーカーなど10社が参加し、最先端システムを搭載したトラクターやコンバインなどが用意されたほか、ドローンや草刈り機、水稲の水管理システム、チェーンソーなどを展示。参加者が各メーカーの説明を受けながら見学した。  同市や北上市、奥州市などから法人、個人合わせ農業従事者200人余りが参加。トラクターの起耕作業や畝立て、田植え機の移植作業、コンバインの刈り取りなどはいずれも無人操作が可能で、人工衛星と地上基地局から位置情報を取得して誤差の少ない効率的な作業を模範実演した。  ドローンの実演は参加5社がそれぞれ行い、短時間での空中散布の正確性などをアピールしていた。  中山間地域で水稲を生産する花巻市内の60代男性は「平場ではあれば大型機械が効率的だが、中山間地域は導入は難しい。それでも機械が進歩することは大変いいこと。若者が農業を志すきっかけにもなるのではないか」と話していた。

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