阪神・矢野監督「喜んで帰ってもらいたいなと思ってたけど」超満員の甲子園で無念1敗
「阪神0-3ヤクルト」(3日、甲子園球場) 阪神は今季7度目の完封負けを喫し、連勝が6で止まった。 【写真】甲子園のスタンドを埋め尽くすファン 声援に応えられず 先発の西勇は初回に村上に先制の左越え2ランを浴び、二回にも長岡の左前適時打で失点。三回から八回までは完全投球と持ち直したが、立ち上がりの失点が響いた。打線は六回1死二、三塁の好機で中野、佐藤輝が凡退。2併殺を食らうなど、散発6安打に終わった。 今季最多の4万2483人が詰め掛けた一戦でファンに勝利を届けられず、試合後の矢野監督は「喜んで帰ってもらいたいな、と思ってたけど」と悔しさをあらわにした。以下一問一答。 -小川は前回と比べて出来は。 「うーん、まあ、真っすぐがね、結構割合的には多かったし。まあまあ、もちろんコーナーにも来ている感じはあったのかなと思うけど。それでもね、ゼロじゃね」 -打線が散発になってしまったのは小川がよかったからか。 「それはどっちもあるんじゃないの」 -西勇は不運な失点もあったが立ち直った。 「うん、まあ状態もいいしね。ホームランだけじゃない。あとはもうしっかり自分のペースで投げているし。ボールもいいボールが行っているんで。これからもああいうピッチングをしてくれれば、もちろんチームの力にもなって勝つということにつながると思うんで」 -きょうは残念な結果だったが、大勢の観客が入って3連戦は満員になりそうだ。 「ねえ、だから悔しいけど。ねえ、喜んで帰ってもらいたいなぁと思ってたけど。悔しい、残念な、まああした、あさってね、喜んで帰ってもらえるように頑張ります」 -糸井が出られなかったのは。 「コンディションがちょっと整っていないんで」