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ペットショップで出会った「耳が聞こえない猫」ココちゃん、病との闘い

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女子SPA!

「最初に約束したんです。おいしいご飯や安心して眠れる場所、温かい布団を絶えず用意するよって。うちの子でよかったって思ってもらえるように」 ⇒【写真】診察台でくつろぐココちゃん  愛猫ココちゃんとの出会いをそう振り返るかざみどりさん(@kazamidori37)は現在3匹の猫たちと生活中。ココちゃんとは、先住猫キキちゃんの猫砂を買いに行ったペットショップで出会いました。

耳が聞こえないココちゃんとの出会い

 偶然目に留まったのは、キャットタワーも設置されるほど広いショーケースの中で、なぜか隅っこで丸くなる1匹のマンチカンの姿。「その子は1歳を過ぎていて、半年以上もショーケースの中にいました。キキと共通点が多くて不思議な縁を感じたので撫でさせてもらったんです。」  店員さんいわく、そのマンチカンは一度家族が決まったものの、耳が聞こえないことが分かって返されてしまい、それ以来、お店でひっそりと成長してきたのだそう。あまりにも切ない生い立ちは、かざみどりさんの心を動かしました。 「ショーケースから出てくるまでは足が悪いのかなと思うくらい動かなかったのに、出てきた途端に商品棚の隙間から顔を出したり、元気いっぱいに歩き回ったりしてくれた。まるで一緒に帰りたいアピールみたいでした」  そこでかざみどりさんは2歳の誕生日を迎える前に、「ココ」という名前とずっと安心して暮らせるおうちをプレゼントすることに。ワクチンを受けていなかったため、家に帰る途中に動物病院へ行き、不妊手術の相談もしました。  しかし、耳が聞こえない理由が不明であるため、避妊手術はリスクが高いと獣医さんは指摘。 「歩き方が左に傾いているので、もし小脳による難聴だったら麻酔をしたときのリスクが高くて危険だと言われました。悩んだ末、不妊手術はせず、絶対に外へ出さないことを徹底しようと思いました」

「これは個性ですから大事にしてください」

 難しい決断を迫られた動物病院で、かざみどりさんは心温まる経験もしたよう。 「ココにワクチンを打ってくれた先生が『ハンデはありますが、これは個性ですから大事にしてください』と言ってくれました」  獣医さんの優しい障がいの捉え方はココちゃんにも響いたのか、それ以来、ココちゃんはその獣医さんのことが大好きになり、通院時は会えることを楽しみにするように。  少し目を離すと、キャリーバッグを内側から器用に開け、他の診療室へ入ってお目当ての獣医さんを探そうとしたり、院長先生の部屋におしかけていったりしたこともあったそう。 「大型犬に挨拶に行ったこともあったので、車の中で診察待ちをするようになりました(笑)」

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