いちご+ザーサイ、みかんも焼いて……くだものでつくる甘みのあるアテ
くだものは、そのまま食べることが多いと思いますが、野菜と組み合わせるだけでなく、火を通すと甘みが引き出され、心地よい酸味とともにアテに最適な味わいになります。食事のちょっとしたスターターに、サラダに、デザートに、ぜひどうぞ。京都市生まれで、料理教室を主宰する小平泰子(こひら・やすこ)さんが提案します。 * * * ■いちごの白あえ風 一口大の冷ややっこに、いちごとザーサイをのせて食べます。口の中で混ざると白あえになる、そんなイメージです。いちごの甘酸っぱさとザーサイの塩け、ねぎの香りが合うのです。熱い油をかけるとねぎの辛みがまろやかになります。これには日本酒が最高! 白ワインやスパークリングワインも合います。 ■焼きみかんのサラダ みかんを焼くと、皮が焦げて果肉も香ばしくなります。焼きなすと同じですね。これには、うす口しょうゆを。しょうゆの香りが強すぎず、色もきれいに仕上がるので、みかんの色と香りが際立ちます。 ※つくり方はテキストに掲載しています。 ■『NHKまる得マガジン 残り物でカンタン!京都人の知恵 始末のアテ』より
NHK出版