中島健人主演『知らないカノジョ』ヒロイン役milet書き下ろし主題歌を収めた予告映像公開
中島健人主演、映画初出演のmiletがヒロインを演じる映画『知らないカノジョ』(2025年2月28日公開)から予告と主題歌、本ポスタービジュアル情報が解禁された。 【写真を見る】桐谷健太&風吹ジュンがキーパーソンとしてリクとミナミの物語を支える 本作はユーゴ・ジェランが監督を務めた映画『ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから』(19)を原作にしたラブストーリー。大学時代にお互い一目惚れして結婚したリク(中島)とミナミ(milet)。小説家を目指していたリクは、ミナミのサポートのかいもあり、ベストセラー作家になる。一方、歌が好きだったミナミは歌手の夢がままならず、毎日仕事ばかりで忙しいリクとのすれ違いの生活に孤独を感じていた。そんなある日、リクの心ない一言がきっかけで2人は大喧嘩してしまう。翌朝リクが目を覚ますとミナミの姿はなく、出版社に打ち合わせに行くも出会う人々と全く話がかみ合わないことに戸惑いを覚える。なんと人気作家だったはずの自分は文芸誌の編集部員になっていて、街には天才シンガーソングライターとして活躍する、自分とは知り合ってもいない“前園ミナミ”の姿と曲が溢れていた…。監督を務めるのは『今夜、世界からこの恋が消えても』(22)、『きみの瞳が問いかけている』(20)など、あらゆる世代の心に響く珠玉のラブストーリーを送りだしてきた三木孝浩。 このたび解禁された予告は、リクとミナミがお互いに一目惚れして結婚するも、ある朝突然“世界が変わる”までをテンポよく描写。人気小説家となったリクと歌手の夢をあきらめたミナミの仲睦まじい日常の様子やウェディング姿の幸せいっぱいな様子も映しだされるが、突如、2人が出会ってもいない世界に放りだされ、大スターといち編集者という関係に変わってしまったことに気づき戸惑うリク。そんな彼をもう一つの世界でも優しく受け止める親友、梶原(桐谷健太)の助けを借りて、ミナミと再び出会い、愛し合えばもとの世界に戻れると信じ全てを取り戻すために奔走する。ミナミを失った世界で、彼女を大切にできていなかった自らを改めて省みるリクだったが、この世界でのミナミの公私のパートナーである音楽プロデューサー田所(眞島秀和)からの「彼女に必要なのは君じゃない、2度と顔を見せるな」という痛烈なひと言がさらに追い打ちをかける。 予告をエモーショナルに彩るのは前園ミナミが歌う「I still」。劇中ライブシーンにて未発表曲として歌唱する本楽曲はmilet本人が書き下ろしたこの映画の主題歌。ミナミのあふれる想いがより深く観る者の心に突き刺さり「もしもの世界で、愛を知る」というラストメッセージを観る者の心に刻み込む。 中島は「miletさんが、作品をしっかり読み込んで書かれた大切な楽曲だったので、僕も撮影に臨むにあたって常にこのmiletさんが作った言葉とメロディーを自分の心に纏うようにして撮影期間を過ごすようにしていました。勇気と愛情というものをとても感じることができたし、対面してお芝居をするうえでも、楽曲を聴いた時に思わず心が揺さぶられて(撮影の)最初の頃から涙する1歩手前までいってしまうくらい音の引力を持つ方だなと思いました」と大絶賛。 一方のmiletは「台本を読んで1番最初にできた曲でもあり、この作品に対する私の素直な気持ちが表れた曲です。リクとミナミがどんな世界に行っても、心のどこかで繋がっているものがあるからこそ、このような曲が生まれたんだと思います。歌っていてもいままでのmiletにはなかったような、ミナミと一緒に作った曲になったなと思います」と楽曲に込めた想いを語る。さらに「(映画の)余韻をこの曲に任せられるといいなと思って作ったので、三木監督に『この曲しか考えられない!』と言っていただいた時はすごく嬉しかったです」と監督からの太鼓判があったことも明かしている。 また解禁されるやリクとミナミのキュートな表情が話題となったティザービジュアルに、本作のキーパーソンであるリクの親友、梶原とミナミの祖母、和江(風吹ジュン)のスチールも追加されたポスタービジュアルもあわせて公開となる。さらに、12月13日(金)よりムビチケ前売券の発売も決定。全国の上映劇場(一部劇場を除く)、またはメイジャー通販サイト、MOVIE WALKER STOREにて発売される。 “もしも”の世界を通して、いま隣にいる人の大切さを改めて思い出させてくれる本作。解禁された予告をチェックして劇場公開の日を待とう! ■<コメント> ●中島健人(リク役) 「miletさんが、作品をしっかり読み込んで書かれた大切な楽曲だったので、僕も撮影に臨むにあたって常にこのmiletさんが作った言葉とメロディーを自分の心に纏うようにして撮影期間を過ごすようにしていました。勇気と愛情というものをとても感じることができたし、対面してお芝居をするうえでも楽曲を聴いた時に思わず心が揺さぶられて、(撮影の)最初の頃から涙する1歩手前までいってしまうくらい音の引力を持つ方だなと思いました。『I still』というタイトルにも本当に素敵な意味が込められていて、いいメロディ、いい言葉に包まれた撮影期間でした。リクとしても中島健人としても、すごく胸を打たれました」 ●milet(ミナミ役) ・楽曲制作の思い 「台本を読んで1番最初にできた曲でもあり、この作品に対する私の素直な気持ちが表れた曲です。リクとミナミがどんな世界に行っても心のどこかで繋がっているものがあるからこそ、このような曲が生まれたんだと思います。歌っていても、いままでのmiletにはなかったような、ミナミと一緒に作った曲になったなと思います。大好きで大切な曲ができたなとも思いますし、私もこの曲を聴いて現場に向かって気持ちを作っていきました。(映画の)余韻をこの曲に任せられるといいなと思って作ったので、三木監督に『この曲しか考えられない!』と言っていただいた時はすごく嬉しかったです」 ・演じた前園ミナミとしての歌唱について 「劇中の歌唱シーンでは言葉の発し方もちょっと変えてみました。いままでmiletとして歌っている言葉とはちょっと違う発音だったり、milet節を少し抜いて、ミナミの素直でまっさらな気持ちで歌えるように、もっと言葉をはっきり、伝えたいメッセージが相手の心に柔らかく届いていくように歌えたらいいなと思って挑戦していました」 文/スズキヒロシ