息子に「ママって加藤って名前なの?」芸能界復帰の加藤ローサが「40代が楽しみです」と語る理由
30代は自分に目を向けてこなかった
──生活のルーティンがあまり変わらないですよね。 「ずっと一緒。なんなら、どれだけ規則正しく生きるかが大事になってくるんです。今は生活圏が静岡から関東圏に戻ってきたので、物理的にも撮影現場に通いやすくなって、お仕事を引き受けやすくはなったんですけど、あんまり自分に目を向けてこなかった10年だったなって思いますね。だから次に期待します。40代が楽しみですね(笑)」 夫である松井大輔さんが現役を引退、第一線から退いたことも大きな影響を与えている。 「お互いに仕事に重きを置いて頑張ろうって話をしているんです。だから、必然的に自分に目を向ける……というのが今の課題ではありますね」 ──自分に目を向ける……ということですが、新たにやってみたいことはありますか? 「私が育った鹿児島も大好きな土地で、なんか盛り上げたいな~って、いつも思っているんですよね。最初にイタリアから帰って来た時に住んでいた祖父の家が今は空き家になっているんです。帰った時はいつも、祖父が持っていた畑で農作業をしたり、その家をリフォームしたりしているんですけど、そういう瞬間がすごく好きなんです。 だから、農作業とか家のリフォームとかの動画を撮ってYouTubeにアップしていこうかなと。これがプライベートでやってみたいことで、お仕事の面でいうと今回の久々のドラマで、みんなで一致団結して作りましたという感じがすごく楽しいなって思えたので、これからもお芝居は続けていきたいと思っています。とはいえ、もちろん私が“これやりたい!”って言ってもやれるものでもないんですけどね(笑)」 子供が13歳と10歳では育ち盛りで、まだまだ手のかかる年でもある。 「いや、もう全然違いますよ。2人とも自分の世界をもう持っていて、私なんかほんとに端役って感じ(笑)。やっぱり小さい頃は一歩外に出るだけで、私がいなかったりすると大変だったけど、今は学校行けばちゃんと帰ってくるし、ご飯だって自分で買いに行くことはできるので、全然平気ですよ」