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SKY-HIが警鐘「日本は“ふつうの人”がごそっと生きづらさを感じるようになっている」

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新R25

憂鬱な気分になること、ありますよね。 ネガティブな気持ちとは早くオサラバしたいと思うものの、ズルズルと引きずってしまうことも少なくないと思います。 というかむしろ、早く気持ちを切り替えらえることなんてほとんどないような気が…。 今回は、3月に「新型コロナ鬱状態」になったものの、そこから気持ちを切り替えたというアーティスト・SKY-HIさんにお話を聞きました。 過去に何度も憂鬱な状態を経験してきたというSKY-HIさんが語る、「心のしんどさを乗り越える方法」。 今日もしんどい気持ちと戦うあなたに、お届けします。 〈聞き手=サノトモキ〉

「日本はシンプルに、やべえときに“すがるもの”がないんじゃない?」

サノ: …というわけで今日は、「ネガティブな気持ちから抜け出す方法」を聞きにきました! SKY-HIさん: ネガティブな気持ちかあ。 「そもそも、なんで僕らって生きづらさを感じるほど悩んじゃうんだろう」って考えたことがあるんですけど… 今の日本って、「めちゃくちゃ考え抜ける体力がある人」か、「そもそも何も考えてないおバカ」しか健全に生きられないんじゃないかなって。 間の人がごそっと生きづらさを感じてると思うんです。 サノ: 大部分の「ふつうの人」が生きづらい…? SKY-HIさん: それはたぶん、多くの「ふつうの人」が「やべえときにすがれるもの」を持っていないことが関係していて。 たとえば宗教。多くの国では、一般の人の身近に宗教という「すがれるもの」があるんですよ。 これは、「生きづらさ」の解消にすごく機能してると思うんですね。 サノ: 心のよりどころというか。 SKY-HIさん: めちゃくちゃ考え抜いて、悩みに対してすごい答えを出せる人はいいですよ。 でもそうじゃない「ふつうの人」にとっては、何か「すがれるもの」が必要なんですよね。僕にとってはそれが音楽だったりするんですけど… それがないからこそノンストップで考えてしまって、考えつづける体力がなくなってしまったとき、ときに命を落としてしまうんじゃないかなって。 そして、言葉は悪いけど、何も考えてなくて生きづらさも感じにくい「おバカ」の人もいる場合… あれこれ考えちゃう大部分の人は「そんなに考えなくても(笑)」みたいな言葉を浴びてさらに息苦しくなっちゃったりするんですよね。 サノ: ああ、そういう光景よくあるかも… 真面目に考える人ほど損に思えちゃったりしますよね。 SKY-HIさん: 考えすぎる人は人にやさしくなれるんですけどね。思考の枝葉がすごい数になって、自分と違う考えの人のことも想像できるようになるから。 でもそのぶん、考えない人に理解されず苦しくなってしまう。 考えない人ほど、自分と違う考えの人に拒否感を示しますからね。

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