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医療機関としては全国初のコロナ倒産 岸本整形外科医院(岡山)が破産申請

配信

帝国データバンク

新型コロナ感染拡大の影響で外来患者が減少。4月以降の収入高は前年同月比約20%ダウン

 岸本整形外科医院(TDB企業コード:610332109、個人経営、岡山県真庭市久世2829、経営者岸本真氏)は、7月21日に岡山地裁津山支部へ自己破産を申請した。    申請代理人は、石川敬之弁護士(岡山県岡山市北区弓之町10-20 テミス弓之町2階、つばさ法律事務所、電話086-223-5250)。    当医院は、1965年(昭和40年)9月創業の診療所。地域住民を対象に、整形外科・リウマチ科・リハビリテーション科の診療科目で事業を運営してきた。98年4月に現院長が事業を承継、2014年12月度には年収入高約1億8000万円を計上していた。    しかし、その後は慢性的な看護師不足を解消できず有床診療所としての運営を諦め、近年は外来患者に対する診療のみに切り替えたため、2019年12月度の年収入高は約1億円にまで減少、病院施設・設備に対する借入金が重荷となって厳しい資金繰りを余儀なくされていた。こうした中、今年3月以降は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて外出を控える動きが加速したため、外来患者の診療件数が減少。院長の岸本真氏によると、4月以降の収入高は前年同月比で20%程度ダウンし、事業の継続が困難な状況に陥ったという。    負債は、債権者約26名に対して約3億3000万円。  なお、医療機関としては全国初の新型コロナウイルス関連倒産となった。