阪神ホーム開幕戦 始球式を終えた矢井田瞳を直撃「ボール届いてよかった」
国歌を独唱、阪神ファンを沸かせたヤイコ
阪神ホーム開幕戦 始球式を終えた矢井田瞳を直撃「ボール届いてよかった」 編集:柳曽文隆 THEPAGE大阪
大阪生まれ大阪育ちのシンガーソングライター、ヤイコこと矢井田瞳が4日、阪神タイガースの2017年シーズン・ホームゲーム開幕戦(京セラドーム大阪)のセレモニーに出演し、国歌を独唱、阪神ファンを沸かせた。 【拡大写真付き】<しゃべってや~>矢井田瞳が語る故郷への思い 4日は阪神戦で国歌独唱も
見事なノーバンピッチング
ヤイコは人生初という始球式にも挑戦。ネイルをタイガースカラーにする気合いの入れようで、「なるべく遠くにとぶように」とフォームを研究したり、野球経験者にアドバイスを求めたり、家では「タオルを持ってシャドーピッチング」もしていたという。 そんな練習のかいあって、見事なノーバンピッチング。無事投げ終えたヤイコはホッとした表情で、満足そうに満員の観客に手を振り、大歓声に笑顔で応えていた。
「デビューして16年で一番緊張しました」
「デビューして16年で一番緊張しました。まだ心臓がバクバクしてます。とっても光栄でした。一生忘れないと思います。ボール届いてよかった。ストライク入らなかったから70点かな。リベンジしたいです。グローブは尊敬する先輩、HEATWAVEの山口洋さんにお借りしてきました。洋さんには全然ボールが投げられなかったところから、キャッチボールをしていただいたり(投げるときの)重心のとり方など一から教えていただいて、キャッチャーまで届くようにしていただいたので、このグローブが心の支えになりました」とヤイコ。 常々「地元である大阪とのつながりを大事にしていきたい」と話していたヤイコ。そんな矢先に、大阪といえば阪神! タイガースのホーム開幕戦で国歌独唱&始球式という大役に決まり、「そのお話をいただいたときは、すごいうれしいという気持ちと、そんなことできるかな? というドキドキと緊張で、それからは毎朝起きてそのことを考えては手汗をかいていました。野球のボールをさわったのは小学生以来だったので、これは練習しないといけないと。初めての種類の仕事だったけど、今はこれをやるべきやなと受け止めて、挑戦しようと思いました」と振り返った。