上白石萌音、〝悪役〟を演じ「私の中の何十年ためこんできた、よどんだ感情を出した。本当は〝上黒石〟でした」
女優天海祐希(57)が13日、東京都内で主演映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(中田秀夫監督)の初日舞台あいさつに登壇した。 ◆上白石萌音、はかま姿が絵になる【写真】 ファンタジー作家の廣嶋玲子さん・作、デザイナーのjyajyaさん・絵による同名の児童小説シリーズが原作。幸運な人だけが訪れることができるふしぎな駄菓子屋〝銭天堂〟を舞台に、どんな願いでもかなえられる「ふしぎ駄菓子」を買った人々の顚末(てんまつ)が描かれる。天海が銭天堂の店主・紅子を演じた。 イベントには謎の駄菓子屋「たたりめ堂」の店主で、紅子をライバル視する少女・よどみ役の上白石萌音(26)、小学校の新米教師・等々力小太郎役の「なにわ男子」の大橋和也(27)、銭天堂に迷い込む小太郎の大学の後輩・相田陽子役の伊原六花(25)、中田監督も出席。 上白石は〝悪役〟を演じ「めちゃくちゃ楽しかった。私の中の何十年ためこんできた、よどんだ感情を出した。本当は〝上黒石〟でした」と言い笑わせた。
中日スポーツ