【競馬予想】阪神JFの穴馬を見つけた! 信頼性高い直近データから導いた2頭
今年(11月2日)の勝ち馬は、ダンツエラン(牝2歳)。4番人気での勝利のうえ、不良馬場でのレースだったことから、阪神JFに向けても評価は上がっていない。だが、過去の例からして、軽視は禁物である。 最近の傾向という意味では、1勝クラスのサフラン賞(中山・芝1600m)で連対している馬も外せない。直近5年で人気、人気薄にかかわらず、同レースで連対していた馬が4頭も馬券圏内に入っているからだ。 2019年に6番人気で2着と好走したマルターズディオサ、2020年に2番人気で2着となったサトノレイナス、2021年に4番人気で3着に入ったウォーターナビレラ、2023年に5番人気で2着と奮闘したステレンボッシュらがそう。となれば、今年もサフラン賞(9月29日)で勝ち負けを演じている(1、2着)馬には注意を払うべきだろう。 当てはまるのは、クリノメイ(牝2歳)。札幌の新馬戦(8月10日/芝1500m)を勝ったあと、サフラン賞でも中団から抜け出して快勝した。 目下2戦2勝だが、派手な勝ち方をしていない分、かなりの低評価にとどまりそうな様子。だが、接戦を勝ち抜いてきた力はホンモノ。阪神JFでもゴール前混戦となれば、最後に同馬が抜け出しても不思議ではない。 昨年同様、今年も混戦模様の2歳女王決定戦。はたして、栄冠を手にするのは人気のブラウンラチェットか、はたまた、人気薄の伏兵か。後者であれば、ここに挙げた2頭の可能性も十分にある。
text by Sportiva