【競馬予想】阪神JFの穴馬を見つけた! 信頼性高い直近データから導いた2頭
2歳女王を決するGI阪神ジュベナイルフィリーズ(京都・芝1600m)が12月8日に行なわれる。 【画像】美人勝負師「2024年秋・フォトコレクション」 過去10年の結果を振り返ってみると、1番人気が5勝。その後の3歳クラシックでも活躍している馬の多くが上位に名を連ね、比較的堅いレースの印象がある。 だが、直近5年は3連単の配当がすべて万馬券。6番人気以下の伏兵が馬券圏内(3着以内)に突っ込んでくることが多く見られ、波乱含みのレースとなっている。 ならば、今年も"荒れる"ことを見越して、好配当狙いに徹してみるのも悪くない。そこで、過去10年の結果を参考にして、今回のレースで激走しそうな伏兵候補をあぶり出してみたい。今年は、本来の舞台である阪神競馬場が改修工事のため、京都競馬場での開催となるが、開催時期や距離は変わらないため、阪神での過去データをそのまま参照する。 まず、過去10年で馬券に絡んだ30頭の阪神JFまでの戦績を見てみると、GIIIアルテミスS(東京・芝1600m)以外のレースで4着以下に敗れた経験がある馬は1頭もいない。それを踏まえて、アルテミスS以外のレースで馬券圏外に沈んだ馬は外したい。 該当するのは、出走18頭中5頭。残ったのは、13頭。穴馬候補となる馬は、この13頭の中からピックアップしたい。 再び過去10年で馬券に絡んだ30頭の臨戦過程を見てみると、前走で最も多かったのはアルテミスS組。なかでも、1着馬が5頭もいる。 となると当然、今年も同レース(10月26日)を勝ったブラウンラチェット(牝2歳)は最有力候補。手綱を取るのが、過去に2勝、2着2回と好成績を残しているクリストフ・ルメール騎手。さらに、管理するのが過去に3頭の馬を馬券圏内に導いている手塚貴久厩舎となれば、もはや"鉄板"か。 とはいえ、同馬はおそらく断然の1番人気。穴馬探しが基本のここではさすがに推奨できないが、馬券購入の際には押さえておいたほうがいいだろう。 さて、臨戦過程に話を戻すと、アルテミスS組の次に多いのがGIIIファンタジーS組(京都・芝1400m。※2020年~2022年は、阪神・芝1400m)。特に直近6年で、ファンタジーS1着馬が3頭も馬券圏内に入っている(うち2頭は優勝)。狙わない手はない。