【ベイスターズ日本一パレード】球団発祥の地・下関のファンもハマに駆け付け、胸熱く 車列を目の前に絶叫
「ベイスターズがなかったら、僕の人生はどうなっていたか。感謝しかない」。横浜DeNAのパレードに胸を熱くしたのは、球団発祥の地・山口県下関市から駆け付けた酒井孝之さん(52)。ナインの名前を大声で呼びながら、26年ぶりの喜びをかみしめた。 【動画で見る】横浜が青く染まった日本一パレード 球団は、戦後復興期の1949年に大洋漁業(現マルハニチロ)による「まるは球団」として下関で産声を上げた。翌50年に大洋ホエールズに改称。旧下関球場を本拠地に3シーズン戦った歴史がある。その後、本拠地を川崎、横浜へと移したが、98年の日本一では下関でもパレードが行われ、約6万人が集まった。 当時、ボランティアとして沿道警備に携わった酒井さんは「チームのために何かしたい」。パレードを盛り上げようと、青の三角コーンを自費で約100個購入。「優勝おめでとう」などと書いたステッカーを貼り、許可を得てパレードのコースに設置したという。
神奈川新聞社