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打率1割台に低迷でも…大谷翔平が急に起用され始めた「ある事情」

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エンゼルスの大谷翔平(26)が、屈辱の今シーズンを終えた。打撃不振から先発を外されることもたびたび。しかし最終盤に来て、再び起用され始めていた。その理由とはーー。 【画像】大谷がコンビニへ、マエケンが美女と…「スター選手の素顔」 2試合ぶりの先発起用だった。9月23日のパドレス戦に「5番・DH」で出場したエンゼルスの大谷は、7号2ランを放ち4打数1安打2打点の活躍。チームの逆転勝利に貢献する。 とはいえ……。今季の大谷が、精彩を欠いていたのは間違いない。打率は1割で打点はわずか24。投手としては2試合に登板したのみで、0勝1敗、防御率37.80と散々。右ヒジを痛め、登板を断念せざるをえなくなった。メジャーリーグに詳しい、スポーツジャーナリストの友成那智氏が語る。 「チームはア・リーグ下位に低迷しましたが、大谷の不振によるところが大きい。開幕前は、投打の柱として期待されていましたから。大谷への信頼の低下は、出場試合数に現れています。8月は21試合でスタメン起用されましたが、9月に入ると出場試合は激減。12日のロッキーズ戦から、5試合連続で欠場しています」 チャンスでの弱さも目をひく。今季の大谷は満塁でヒット0。得点圏打率は1割台と、メジャー1年目に.321を記録したことを考えると出場試合が減って当然だろう。だが大谷が起用されなかった理由は、打撃不振だけではない。 「要因は二つあります。一つはDH限定なこと。たとえ代打で起用されても、次の回からは守備要員として別の選手を用意しなければなりません。エンゼルスのマドン監督は、複数のポジションや打順をこなせる使い勝手のいい選手を好みます。今季の大谷は、マドン監督にとって起用しずらい存在だったんです。 二つ目が、新型コロナ感染拡大による試合数の短さ。大谷は日本ハム時代から、スランプに陥っても試合に出ているうちに復調してきました。通常シーズンの162試合なら、監督も我慢して使い続けたでしょう。しかし今季は100試合も少ない。チームに、大谷の復調を待っている余裕がなかったんです」(友成氏) ◆二刀流は禁止!? マイナス要因が重なっている大谷だが、最終盤になり再び出場の機会が増えていた。なぜだろう。友成氏が続ける。 「プレーオフ進出の可能性が、ほぼ消滅したからですよ。プレーオフ進出が望めた9月上旬に、マドン監督はこう話していました。『限られた試合の中で戦わなければならない。残り10日ほどは(大谷を起用しない)今のメンバーでいく』と。つまり現在は勝ちにこだわり、ベストメンバーを組む必要がなくなったということです」 プロ入り以来、最も悔しいシーズンとなっであろう大谷。だが来季も、厳しい状況は続きそうだ。 「エンゼルスは、5年連続でポストシーズン進出すらできませんでした。潤沢な資金があり、大型補強をしたにもかかわらずです。おそらく責任をとらされ、エプラーGMは解任されるでしょう。エプラーGMは大谷獲得に積極的に動き、二刀流へのこだわりに理解を示した人物です。後ろ盾がいなくなれば、起用法にも影響が出ます」(友成氏) 二刀流も見直されるかもしれない。 「来季はピッチャーとして、ラストチャンスのシーズンになります。来季も結果が出なければ、投手は完全に断念させられ打者に専念ということになるでしょう。足が速いですから、中軸ではなく1番を任されることもありうる。DH専門も解かれ、守備にも挑戦させられると思います。 二刀流にこだわってきた大谷が、起用法の大きな変化に素直に従うか疑問です。来季も低迷が続くようなら、トレードに出される可能性もあります」(同前) メジャー1年目に打者として20本塁打以上、投手として4勝をあげ「和製ベーブルース」ともてはやされた大谷。屈辱の3年目を終え、岐路に立たされている。

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