【ソフトバンク】過去に山本由伸ら12人だけ 近藤健介が来季、偉業に挑戦
ソフトバンクの近藤健介外野手(31)が29日、2年連続MVPへ意欲を燃やした。打率3割1分4厘、19本塁打、72打点で初の首位打者、2年連続4度目の最高出塁率(4割3分9厘)のタイトルを獲得。2年連続5度目のベストナインとともに初のMVPに輝いた。リーグ制覇も果たしたが、日本一を逃しただけに「後味は良くない1年」と振り返った。 来季こそ最高のシーズンにする。そのために欲しいのが「日本一に貢献できれば、おのずとついてくる」と言い切る2年連続MVPの称号だ。過去に複数年連続受賞者は、21~23年の山本由伸(オリックス)ら12人だけ。「何回も取りたいなと思う賞。狙えるのであればいきたい」 この日、みずほペイペイ内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、7年契約3年目の来季も現状維持の5億5000万円プラス出来高でサイン。プロ野球選手最高の栄誉を貪欲に狙い続ける。
報知新聞社