【新型コロナ】年末年始の発熱患者診療 医療機関5割に 「多くの協力、ありがたい」 神奈川
新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は28日、感染が疑われる発熱患者を年末年始に診療する医療機関が、県内で797カ所になったと明らかにした。登録されている1603カ所のうち、約5割が診療に当たることになった。担当者は「多くの協力が得られ、ありがたい」としている。 【表】12月28日現在の神奈川県内市町村別感染者数と25日現在の入院患者数 29日~1月3日の間に1日でも診療すると申告のあった数を集計した。地域別では▽横浜市内351カ所▽川崎市内128カ所▽相模原市内40カ所▽横須賀・三浦(横須賀、三浦、鎌倉、逗子の4市と葉山町)56カ所▽湘南東部(藤沢、茅ケ崎の2市と寒川町)68カ所▽湘南西部(平塚、伊勢原、秦野の3市と中郡)34カ所▽県央(厚木、海老名、大和、座間、綾瀬の5市と愛甲郡)82カ所▽県西(小田原、南足柄の2市と足柄上・下郡)38カ所。 県は年末年始に発熱などの症状がある人がかかりつけ医で受診できなかった場合、「発熱等診療予約センター」に電話をして、最寄りの医療機関を予約する体制を取っている。
神奈川新聞社