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暴落・荒波・金融危機……。コロナ相場にも負けない投信運用の極意とは?

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HARBOR BUSINESS Online

コロナ相場にも負けない投信運用の極意とは?

「少額から積み立てができる投資信託も、高リターンが期待できるからと高リスクの投信に積み立てていると痛い目を見ます。自身の年齢や資産状況によって安定性とリスクのバランスを考えたポートフォリオを組むことが肝要です」  そう語るのは投資信託アドバイザーの竹内弘樹氏だ。コツコツと積み立てながら運用することで資産が安定的に増える投資信託。だがコロナ禍ではどのファンドでも投げ売りが相次ぎ、大きく値を下げる結果となった。「続けても損をするんじゃないか」という不安を抱くのはごもっともだが、竹内氏はそんな懸念を一蹴する。 「短期的に見れば、価格が下落し資産が減ることもありますが、投資信託は10年スパンの中長期的目線で行うもの。長い目で運用すれば世界経済の成長に準じてほぼ確実に資産は増えます。そのため、慌てて売却しないことが大切。一時的な増減に一喜一憂せず、コツコツと積み立てを続けるのが正解です」

金融危機下でのパニック売りを避けることが大事

 ファイナンシャルプランナーの佐々木裕平氏も「金融危機下ではパニックになって売らないことが大前提」と同様の意見を述べたうえでこう続ける。 「株価が下がれば、当然普段より安く買えるということ。『安く変えてラッキー』くらいの余裕を持ち、前向きに臨むべき」長期的な視点をもち、良い投信を適切な比率で保有することが安定収益への第一歩というわけだ。

投資信託はいつまで運用すればいい?

 日々の値動きに一喜一憂せず、長期間コツコツと積み立てを行うのが投信による資産形成の極意というのはわかった。では「人生100年」と言われる時代にいつまで運用を続けるべきなのか? 「一般論として“できるだけ長く続けるべき”が答えですが、定年後など高齢になってから大きなショックが起きてしまうと、そこから数年間の運用で資産を取り戻すのは難しい。老後に必要な目標額を定め、目標額に達したら個人向け国債のようなリスクが極端に低いものにシフトしてもよいかもしれません」(竹内氏)  加えて、ファイナンシャルプランナー佐々木裕平氏からは「個人単位での運用を考えた場合、“認知症になるまで”というのが現実的な線引きではないか」との意見も。欲をかかず、自力で運用判断ができるうちに身を引く決意も重要なのだ。

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