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ホームレスにクリスマスの宿提供、予約取り消しで英大手ホテルチェーンに批判

配信

The Guardian

6年連続で英国の最低ホテルチェーン

 レイズ・ザ・ルーフ・ホームレス・プロジェクトのシンプソン氏は今年、寄付で集めた1092ポンド(約15万円)を支払い、路上生活者向けにクリスマスイブとクリスマスにツインルーム14部屋を予約していた。同氏は、予約時ホテルに対し、これはホームレスの人々に対する善意の印だという趣旨を説明していたという。  その後、ホテルの責任者から予約を取り消したという連絡を受けたが、理由が明らかにされることはなかったとし、「無力感と強い怒りを感じた」とその時の心境についてシンプソン氏は語った。「理由の説明を求めたがなされなかった」と書いたフェイスブック(Facebook)への投稿は、1000回以上シェアされた。「私たちは予約の目的を隠さなかったので、これは差別以外の何物でもない」  ホテル側はガーディアンの取材に対し、対応できる人がいないと答えた。  インターネットでは、予約取り消し行為に対する激しい批判が噴出した。非常に不快でがくぜんとする出来事だと言う人もいれば、ホテルのボイコットを呼びかける人もいた。また、ある地元議員は、「ホテルに考え直すよう訴える」と書いている。  批判が殺到したことからホテルは17日、SNSのページを閉鎖した。  ブリタニア・ホテルズは英国内にホテル53軒を所有しており、客室数は1万室以上に上るが、昨年のオンライン調査では、6年連続で英国の最低ホテルチェーンに選ばれていた。英企業登録局(Companies House)によると、2017年3月までの1年間の税引き前利益は1900万ポンド(約27億円)、売上高は前年比11%増の9340万ポンド(約130億円)だった。【翻訳編集:AFPBB News】 「ガーディアン」とは: 1821年創刊。デーリー・テレグラフ、タイムズなどと並ぶ英国を代表する高級朝刊紙。2014年ピュリツァー賞の公益部門金賞を受賞。

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