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男子100m金メダリストの“ドーピング違反” “留守”で出場停止の怪

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デイリー新潮

“世界最速の男”が窮地に立たされている。  昨年ドーハで行われた世界陸上男子100メートルで歴代6位の9秒76で優勝したクリスチャン・コールマン(24)が、東京五輪に出場できないかもしれないのだ。

 大手紙陸上記者曰く、 「五輪の花形100メートルで、アメリカの選手ですから、“ポスト・ボルト”どころか、ゆくゆくはカール・ルイス級のスーパースターになってもおかしくない」  そんな選手が“ドーピング違反”したというのだ。  ただし、禁止薬物を摂取していたわけではない。 「国を代表するようなアスリートには、競技会だけでなく、日常生活でも抜き打ちでドーピング検査が行われます。そのために選手は、3カ月おきに毎日の居場所を専用サイトに登録しなければいけません。飛行機の便名からホテルの部屋番号まで記入項目は細かいですが、選手は皆やっていること。ところが、コールマンはこの“居場所登録義務”に違反したのです」(同)  さりとて、サイトの登録を怠っただけで五輪NGというのは少し酷にも思える。だが、彼は昨年だけでこの違反を3度繰り返していた。規定では“スリーアウト”で“1年ないし2年の資格停止”とされているのだ。  もっとも、コールマンも黙っていない。声明文によると、3度目となる12月9日の違反について、 〈私が家から5分離れたショッピングモールでクリスマスの買い物をしている間に(レシートも銀行の取引履歴もある)、ドアをノックしただけ。私に電話しようともせず、連絡を取ろうともしなかった。(略)呼び鈴の音が聞こえなかったと言っているのに〉  と釈明したうえで、 〈おまけに、その検査員は、間違った住所を書いていたので、彼が私の家に来たかどうかもわかったものではない。(略)私に検査を受けさせないための意図的な試みだったとしか思えない〉  と逆ギレしているのだ。  ちなみに、日本国内の対象選手は600人弱。各位ご用心あれ。 「週刊新潮」2020年7月2日号 掲載

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