【中継録画】クルーズ船の感染対策不備を指摘 神戸大・岩田教授が会見
新型コロナウイルスの集団感染が確認されたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に一時乗船した、感染症の専門医で神戸大学の岩田健太郎教授が20日午前11時から日本外国特派員協会で記者会見を行う。岩田教授はクルーズ船の感染対策の不備を指摘する動画を公開(すでに削除)しており、会見で自身の主張について詳しく説明するとみられる。 【動画】クルーズ船の感染対策不備を指摘 神戸大・岩田教授が会見
動画内での説明によると、岩田教授は18日にDMAT(災害派遣医療チーム)と一緒にクルーズ船に一時乗船した。船内はウイルス感染の危険性があるゾーンと、安全なゾーンを区別しておらず、「どこにウイルスがいるのかさっぱりわからない状態だった」と話している。また、マスクをつけていない乗員がいたり、発熱の症状が出ている人が自分の部屋から出て医務室に行くこともあったという。 岩田教授は「今、私がCOVID-19(新型コロナウイルス感染症の正式名称)ウイルスの感染を起こしても全く不思議ではない」などと話し、周囲から隔離された部屋にいるという。このため、岩田教授はインターネットの通話サービスを使って、遠隔で会見に出席する。会見には多くの海外メディアが参加するため、説明や質疑応答は英語でやり取りされる。 ※会見の模様をYouTubeのTHE PAGEチャンネルでライブ配信します