閣僚「高額飲食」トレンド入り 石破内閣の高級店多額支出報道に賛否「国民の苦しみ分からず」
「高額飲食」「閣僚ら高額飲食100件超」などのワードが30日、SNSのトレンドワードになった。総務省が29日に公開した2023年分の政治資金収支報告書のうち、石破茂首相と、第2次石破内閣の政務三役の計11人が代表を務める政治団体が、飲食などの名目で1回に10万円以上を計上した事例が101件に上ることが判明したとする共同通信の配信記事に対し、賛否を含めたコメントが相次いだ。 【写真】佳子夫人と石破茂氏 記事によると、林芳正官房長官が代表の「林芳正を支える会」は、10万円以上の飲食費が41件、計約903万円を支出。都内の高級ふぐ店に4回で計約152万円を支払い、加藤勝信財務相の「勝会」は、10万円以上の飲食費が28件、計約590万円あり、フランス料理店や中華料理店など5店に計約103万円を支出した日もあったと報じている。 一方、石破首相は5件で計約77万円で、和食店などへの支出だったとしている。 SNS上には「毎回マックでコーヒーだけ頼んで3時間ぐらい会議する閣僚でも見たいんだろうか」「個人的には閣僚が高級店で食事をして、何が悪いんだと思うが」「別に何食っても構わんよ、やるべき仕事をやっていればね。やってないから批判されるんだよ」など、一定の理解を示す内容のコメントがあった。 一方で「税金を使った議員の飲み食いは禁止すべき」「外交や経済界や有識者との会談会食であれば税金OKだけど、閣僚、政治家の会合とかの飲み食いは自分らの財布から出せって思うね」「こんな事の為に税金払ってるのかと思うと情けなくなってくる」「この人たちは、不景気関係ないもんな 国民の苦しみがわかる訳ないか・・・」「フランス料理食べながら話す必要あるのか 会議室で話せよ。そんなとこで話したら筒抜けだろ」「物価高の時代に景気よろしいですな」などのコメントもみられた。 石破首相に関しては「時の首相が年間で5回位しか目立つ会食が無かったってヤバいでしょ」「石破さん、場数踏んでないのが和食の食べ方でわかる」という指摘もみられた。