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健大高崎・下慎之介がつかんだ手応え。ドラフトへ「下半身、体を強くしたい」/プロ志望高校生合同練習会

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 プロ志望高校生合同練習会に参加するのは、選手によって、さまざまな理由がある。  健大高崎高・下慎之介は9月6日、悲壮な決意で、東日本会場となった東京ドームのシート打撃に臨んでいた。 「自分の場合は秋の結果がすごく良くて、そのまま行けば、高い評価のまま行けたのかもしれませんけど、夏に評価を落としてしまって、自分に自信がなくて……。夏の大会、甲子園(交流試合)は『低迷』と言いますか、良い内容を残せていない。このままだとヤバいと、秋の状態を見てみていただこうと、参加させていただきました」  健大高崎高は昨秋の関東大会で初優勝を遂げ、明治神宮大会でも準優勝。快進撃の立役者となった183センチ左腕だが、最後の夏は思うような投球ができなかったという。 「球速を出そう、出そう、出そう、出そうとして、左手の動きが早くなって、高めにボールが抜ける。(甲子園交流試合後に)左手の間を作るように指導をいただき、やり始めた段階。良い傾向が出ていると思います。制球が乱れていて、スピードどうこうではない。重点的に練習してきました」  打者7人に対して被安打2(内野安打2本)。「まともに芯に当たった打球ではなかったので、打者を惑わせられたと思います」。この日は自己最速の143キロには及ばない139キロも、復調への手応えをつかむマウンドとなった。スライダーにもキレがあり、ストレートは打者の手元で伸び、インパクトを与えたのは確かだった。 「こういう場を作っていただき感謝の思いと、東京ドームという舞台でプレーさせていただき、楽しかった。小さいころから巨人ファン。テレビ、スタンドからも見ていた舞台で、大きな経験ができた。高校野球をやっている中で、一発勝負が醍醐味。照準を合わせられるか、ずっと意識してやってきた。やってきたことをすべて出せた」  参加前は、大きな不安を抱えていたが、下にとって有意義な機会となった。 「来ることに意味があった。この場を踏めたことは、良かったと思います」  今回の合同練習会には、同校から鈴木威琉と橋本拳汰の右腕2人も参加していた。 「同じ志を持っている。自分が背番号1を着けても良いのか? と考えることもありました。2人はライバルで、競い合ってきた仲です」。身近に、高め合える仲間がいる。下は「真っすぐの球速を上げないことには通用しない。下半身、体を強くしていきたい」と、課題を群馬へ持ち帰った。やるべきことはやった。あとは10月26日のドラフト当日に、結果を待つのみだ。 文=岡本朋祐 写真=小山真司

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