土塀に秋の実り 柿たわわ
16日の石川県内は高気圧に覆われて晴れた。朝方にかけては放射冷却の影響で冷え込み、最低気温は白山河内で平年を2・4度下回る8・4度、輪島で9・1度、金沢で12・1度となるなど7地点で今季最低を更新した。
金沢市の長町武家屋敷跡では、色の濃さを増し始めた柿の実が土塀続きの街並みを彩っている。散策を楽しむ観光客らは爽やかな青空の下、秋の深まりを感じ取った。
金沢地方気象台は、加賀では16日まで空気が乾燥した状態が続くとして、火の取り扱いに注意を呼び掛けている。17日の県内は気圧の谷の影響を受けて雲が広がり、加賀では朝から雨が降る見込み。
北國新聞社