自民“第2の裏金”を追及する! 石破首相が代表の鳥取県連、小泉代表の神奈川県連に記載なし!出所不明の支部への寄付は「裏金」なのか
どこからともなく突然出現する100万円
具体的な内容はどのようなものだろうか。 神奈川関係では、計13支部が合わせて53件、総額698万円余りを2022年に県連から受け取ったと収支報告書に記載している。そのうち、例えば、「神奈川県相模原市南区連合支部」は、4月24日の1日だけで神奈川県連から4万1600円、130万3900円、3900円をそれぞれ交付金として受け取った。ところが、交付金を支出した県連の収支報告書にはこれら3件の記載は存在しない。こうした不記載は「鎌倉市連合支部」で8件・72万5400円、「厚木市連合支部」で9件・111万4100円などとなった。 県連側には支出の記録がないのに、支部側には突然、100万円前後の収入が立ったことになる。 こうした問題について、フロントラインプレスが見解を求めたところ、神奈川県連は2度にわたる質問状に対し、いずれも回答しなかった。鳥取県連にも2度にわたって質問状を送り見解を求めたが、最終的には寺崎敏雄事務局長が「所用が立て込んでいて回答できない」と説明し、鳥取県連からは回答がなかったと記事にしていいと述べた。 鳥取と神奈川の両県連で発覚した政治資金の「不記載」は、具体的にはどのような内容なのか。専門家はどのように分析しているのか。全国に波及しそうなこの問題は、スローニュースが詳しく報じている。
フロントラインプレス