大阪府・吉村知事が定例会見8月25日(全文5)国民とのコミュニケーションが非常に重要
大阪府の吉村洋文知事は25日午後、定例会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「「宿泊療養施設や外来での抗体カクテル療法を開始」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月25日)」に対応しております。 【動画】「宿泊療養施設や外来での抗体カクテル療法を開始」大阪府・吉村知事が定例会見(2021年8月25日) ◇ ◇
8400室の確保でどの程度対応力が上がったか
大阪日日新聞:大阪日日新聞の木下といいます。宿泊療養施設の確保について、ちょっともう1回お伺いします。8400室まで確保が一定めどがつかれたということで、これだけでもかなり大変だったとは思うんですけれども、この宿泊療養の確保で、フェーズで感染者数がこのぐらいになったらこのぐらいの確保っていうようなことを分けられていたかと思うんですけど、この8400室の確保によってだいたい、確定的には言えないとは思うんですけど、感染者数がこの辺りまで対応できるようになったっていうことが、もしあればお願いします。 吉村:これについては宿泊療養施設確保計画っていうのを健康医療部で作っていますので、今はフェーズ5までです。およそ2000人以上になればフェーズ5に移行ということで、今フェーズ5に移行してますので、今3000人の方が、約2800人の方がホテルにいらっしゃるわけですけど、今後、6000室までもうすでに確保しましたから、この2800人の方が、人数としては増えてくるんだろうと思います。陽性者が減ってきたら減ってくると思いますけど。陽性者が増えるか減るかによって大きく変わります。あした以降の陽性者の数ももう分からないし、ここはもう予測困難なんですけども、陽性者の数が増えればこの2800っていうのは増えてくる。増えなければたぶん平行、減れば下がる、そういうことになってくると思います。
保健所の負担が増えるのではないか
もし増えた場合においてもこの6000室で確保できるようにしますので、今はだいたい使用率が50%弱になってますけど、この使用率が高くなってくるということになるんだろうと思います。 今回は8400室を確保しましたので、新たにフェーズ6というのをつくって宿泊療養確保計画を作ることになります。これは健康医療部で作って、医療計画のメンバーの皆さんに、これはたぶん書面決議になるのかなと思いますが、了承だけいただくことになるので、そこで新たなボタンを押す基準っていうのはつくられるということになると思います。ただ、当面はもう6000室、今日で確保しましたから、今の2800人から増えればこの6000室の中に入ってくるということです。さらにその上になる天井が大きくなったということだと思っています。それが3000人で押すのか、4000人で押すのか、そこはもう健康医療部にちょっと検討してもらいますが、現実に必要な宿泊療養についてはどんどん、これから6000室を確保した中に入っていただくということになると思います。 大阪日日新聞:あと、陽性者の方の搬送の部分ですとか、それから看護師の確保の部分ですとか、この仕組みの中でちょっと目詰まりになりそうというか、そういうところを今、埋めていかれているっていうような状況かと思うんですけども、その中で、保健所ですね、また負担が増えてくるんじゃないかと思うんですけど、今、保健所の機能についてはどのように感じておられますでしょうか。 吉村:保健所については非常に逼迫してると思ってます。特に感染者数が多い大阪市保健所の逼迫度合いがやっぱり一番厳しいというふうに思っています。なので今回の、これちょっと戻ってもらって、このカクテル療法の外来診療についても、もうこれは保健所を介さない仕組みをつくりました。当初は保健所を全部介してっていうのも当然あり得たわけですけども、やっぱり保健所の業務をできるだけ減らしていきたい。でもこれは必要だと思ってるので、もうここはオンライン診療とか検査・診療機関で直接、本人からこの外来に予約をしてもらって入っていってもらうということにしました。