“慌てん坊”サンタ来日 フィンランドから成田空港 早くも親子にプレゼント
赤い服の白ひげ老人、今年はどうやら慌てん坊?―。日本の玄関口・成田空港に29日、フィンランドのサンタクロース財団公認のサンタクロースが到着した。12月25日のクリスマスを前に、同月初旬に全国各地の商業施設や保育園で開かれるイベントに参加するため、11月の少し早い時期に来日した。
トナカイが引くソリに代えて、サンタの故郷とされるフィンランド・ロヴァニエミと世界各地を結ぶ「フィンエアー」の旅客機に乗ってやって来た。機体が駐機スポットに到着すると、赤いベストを着て真っ白い立派なひげを生やしたサンタがタラップに立ち、「ハッハッハッ! メリークリスマス!」とお決まりのあいさつを高らかな声で発した。
サンタは旅客ターミナルに移ると、親子連れらに声をかけてキーホルダーやポストカードなどのプレゼントを贈った。12月5日までは子どもたちに会うために東京都や大阪府などを巡る。 「クリスマスはいろんな人を笑顔にします。小人たちが見守っているので、思いやりや優しい気持ちを持って過ごして」と呼びかけた。