極上の甘み鈴なり 堂上蜂屋柿づくりピーク 岐阜県美濃加茂市
美濃加茂市特産の高級干し柿「堂上蜂屋柿」の生産が最盛期を迎えています。 堂上蜂屋柿は重さ60グラム以上という、干し柿としては破格の大きさと鮮やかな色、そしてジャムやようかん並みの糖度が特徴です。 平安時代から時の権力者に献上され、贈答用として人気があります。 現在は56軒の生産者が計約10ヘクタールで柿を栽培し、干し柿づくりを続けています。 皮をむいた実を天日と風にさらして乾燥させ、丁寧に手もみするなど約40日間、生産者がほぼ付きっきりで熟成させます。 ことしは夏場の猛暑の影響で柿の色づきが遅くなり、集荷が遅くなったものの、例年並みの約4万5000個の出荷を見込んでいます。 JAめぐみのではネットと電話で12月1日から予約を受け付けるということです。