河村勇輝の出番直前に両軍間で口論発生 会場は騒然、米記者「いろんなことが起こっている」
本拠地ネッツ戦
米プロバスケットボール(NBA)のグリズリーズと2ウェイ契約を結ぶ河村勇輝は13日(日本時間14日)、本拠地ネッツ戦に途中出場。1分11秒の出場で1アシストを決めた。チームは135-119で快勝。華麗なノールックパスで会場を沸かせたが、コートインの直前には両軍が口論になりアリーナが騒然となる場面も。米記者は「いろんなことが起こっている」と騒動の映像を公開した。 【動画】「いろんなことが起こっている」 河村勇輝の周囲が騒然となった口論の映像 険悪なムードが流れた。河村の出番がやってきたのは、133-111で迎えた第4クォーター残り1分11秒。コートサイドに立つと、ホームの観客からは大きな声援が送られた。しかし、いざコートインしようとするタイミングで、両軍間で口論がスタート。グリズリーズのジャ・モラントはコートサイドのフェンスを平手で2度叩くなど、憤りを露わにした。 審判はモラントとネッツのデニス・シュルーダーにダブルテクニカルファウルを宣告。グリズリーズのテイラー・ジェンキンス監督にもテクニカルファウルが出された。米テネシー州地元紙「ザ・デイリー・メンフィス」のグリズリーズ番ドリュー・ヒル記者がXで映像を公開。「両チームがお互いに向かって甲高い声を上げた」「いろんなことが起こっている」などと伝えた。 河村も騒動の最中に立っていたが、動じることなく出番に集中。133-114の同45.6秒には、ペイントエリアに走り込んだウェルズに3ポイントラインの外からノールックパスを通し、レイアップをお膳立てした。客席には両手を突き上げて興奮するファンも。出場時間は1分11秒と短かったが1アシストを記録し、存在感をアピールした。
THE ANSWER編集部