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病院クラスター「突然 ショック」 身近なコロナ感染リスクに市民危機感 鹿児島・指宿

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南日本新聞

 「感染急増はショック」「見守るしかない」-。指宿市の指宿さがら病院が職員ら33人の新型コロナウイルス感染を明らかにした15日、住民らは市中心部にある病院でのクラスター(感染者集団)発生に驚きを隠せなかった。全国で市中感染が広がる中、鹿児島県内でも改めて身近に潜むリスクがあらわになった。 【写真】クラスターが発生し、外来などを停止している指宿さがら病院=15日、指宿市湯の浜1丁目

 同院はJR指宿駅近くに立地。同市の会社経営男性は「利便性もよく、患者も多い。知人の家族も勤めていて心配だが、見守るしかない」と不安を口にした。市内にある別病院の40代男性医師は「県内での感染確認が一時落ち着いていた中、どこにでもリスクはあると改めて実感させられた」と危機感を強める。  別の病院関係者は「リハビリも丁寧で、地元の信頼が厚い病院」と話す。「指宿で突然、感染者が増えたのはショックだ。これ以上広がらないよう緊張感を持ち、医療機関で連携したい」と語った。  指宿さがら病院は「職員の陽性が分かり、一斉に検査したところ、次から次に(陽性者が)出た」と説明。感染した職員らは無症状も多いと明かし、「感染を防ぐため、対策はしていたのだが」と語った。  指宿市は15日夜、急きょ対策本部会議を開き、図書館やふれあいプラザなのはな館などの公共施設を16日から当面、閉鎖することを決めた。豊留悦男市長は「人の出入りが多いお盆時期の発生を重く受け止めている。市中感染が広がらないように努めたい」と話した。

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