岩﨑大昇が主演のバトンを受け継ぎ挑む 大ヒットブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』いよいよ開幕
2021年に日本初演され、読売演劇大賞作品賞に選ばれるなど、高い評価を獲得したブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』。主演を京本大我に替わって岩﨑大昇が、演出は引き続き小池修一郎が務める再演の舞台が、明日10月9日(水)に東京・日生劇場で開幕する。 【動画】ミュージカル『ニュージーズ』トレーラー映像 原作は、ケニー・オルテガ監督、クリスチャン・ベール主演、アラン・メンケン音楽によるディズニーの実写ミュージカル映画(1992年)。公開当時はヒットには至らなかったが、映像ソフト化されるとじわじわと人気を博し、2011年に舞台化が実現した。ブロードウェイの重鎮ハーヴェイ・ファイアスタインが脚本を改訂し、メンケンが新曲を書き加えた舞台版は、ブロードウェイで足掛け3年にわたってロングランされる大ヒット。メンケンは本作で、『美女と野獣』『天使にラブ・ソング~シスター・アクト~』などでノミネートはされていたものの手にはしていなかった、トニー賞オリジナル楽曲賞を初めて受賞している。 物語の舞台は1899年のニューヨーク。ジャック(岩﨑)は父親が失業中のデイヴィ(加藤清史郎)、足の不自由な友人クラッチー(横山賀三)らと共に、毎日新聞を売って暮らしている。新聞販売少年たち=ニュージーズが売る「ワールド」紙のオーナーであるピュリツァー(石川禅)は、他社より儲けようと、販売価格は据え置きでニュージーズへの新聞卸値を引き上げようと企てていた。自分たちの生活と権利を守るべく、ニュージーズを率いてストライキを決行するジャック。新聞記者キャサリン(星風まどか)やバーレスクのスター、メッダ(霧矢大夢)の応援を受け、立ち上がったニュージーズの運命は――? 今を懸命に生きる少年たちの夢、葛藤、決意が詰まった感動のストーリー、アラン・メンケンによる名曲の数々、躍動感あふれる演出と振付(桜木涼介、AKIHITO)など、初演時から見どころが満載だった本作。岩﨑、星風、横山、石川ら新キャストが、加藤と霧矢ら続投キャストと起こす化学反応にも注目が集まる。 文:熊田音子 <公演情報> ブロードウェイミュージカル『ニュージーズ』 作曲:アラン・メンケン 作詞:ジャック・フェルドマン 脚本:ハーヴェイ・ファイアスタイン 演出・日本語訳・訳詞:小池修一郎 出演: 岩﨑大昇 星風まどか 加藤清史郎 横山賀三 霧矢大夢 石川禅 増澤ノゾム 田村雄一 平野亙 中山昇 折井洋人 晴華みどり 村井成仁 山田元 天野朋子 樋口綾 糸山寛人 大久保壮駿 中優真 【東京公演】 2024年10月9日(水)~10月29日(火) 会場:日生劇場 【兵庫公演】 2024年11月3日(日・祝)・4日(月・休) 会場:兵庫県立芸術文化センター KOBELCO 大ホール 【福岡公演】 2024年11月9日(土)~11月11日(月) 会場:福岡サンパレス ホテル&ホール