今だけ見られる紅葉と雲海と雪をかぶった山々と…山形・南陽スカイパークで絶景
山形県南陽市の十分一山(じゅうぶいちやま)で、早朝に出現する雲海が人々の目を楽しませている。同山にある南陽スカイパークの離陸場では、紅葉で色づいた木々の先に雲海が広がり、雪をかぶった山々が顔を出していた。飯豊町の女性(53)は「何回か来ているが、こんなにきれいに見えたことがなかったので感動した」と笑顔だった。
雲海は日中と夜間の寒暖の差が大きい日に発生しやすく、例年10月中旬~11月がピーク。山への道は除雪しないため、積雪前の今の時期で見納めとなる。
市観光協会の桜井義大さん(44)は「今年は特に雲海の発生が多い。日の出前は平面のようで、日が昇ると波のように動き出す。暗いうちから変化を楽しんで」と話している。