【ラグビー大学選手権】慶大が8強入り 1年生WTB小野沢はケガで欠場「長引きそう」「次も難しい」
◇全国大学ラグビー選手権大会3回戦 慶大50―26東洋大(2024年12月14日 東京・秩父宮ラグビー場) 全国大学ラグビー選手権大会3回戦が14日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、慶大(関東対抗戦4位)が東洋大(関東リーグ戦2位)を50―26で下し、2季ぶりの準々決勝進出を決めた。 前半5分、フッカー中山大暉主将の先制トライを皮切りに、前半34分までに5連続トライの猛攻で一気に突き放した。50得点は、対抗戦の日体大戦に並ぶ今季最多タイ。中山主将は「前半から自分たちのペースに持っていくために、先手必勝でやりたかった形ができた」と振り返った。 結果は大勝だったが、試合前は「普通にやったら勝てない」と十分に相手を警戒していた。「強い外国人に対して、一人一人“自分が止めるんだ”というマインドを持っていないといけない。自分の仕事以上のことをやらないと」と中山主将。青貫浩之監督は「プラスワンの仕事ができていた。その差が結果につながった」と評価した。 この日は、WTB小野沢謙真(1年)がメンバー登録されておらず。青貫監督は「(11月23日の)早慶戦でケガをした。長引きそうなので次も難しいと思う」と、21日の準々決勝(帝京大戦)も欠場になることを示唆。今季の対抗戦で活躍したスーパールーキー不在で格上に挑むこととなる。