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日経平均3カ月半ぶりに2万3000円台回復も…専門家「厳しい状況続く」 静岡県

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静岡朝日テレビ

 日経平均株価が3カ月半ぶりに2万3000円台を回復しました。新型コロナウイルスで落ち込んだ経済が上向くと膨らむ期待感に、専門家は警鐘を鳴らします。  日経平均株価は続伸し、2万3178円で取引を終えました。心理的節目の2万3000円を上回るのは2月21日以来、3カ月半ぶりです。  株価は新型コロナの感染拡大が深刻化した2月後半から急落し、3月中旬には1万7000円を割り込みました。 しかし、経済活動回復への期待などから、コロナショック以前の水準が射程に入りました(2月21日 2万3386円)。  新型コロナで打撃を受ける県内経済も、株価のようにV字回復するのか。専門家は、こう分析します。 静岡経済研究所 恒友仁理事:「実態経済と株価の乖離(かいり)がどんどん大きくなっているというところに注意点が必要。コロナの感染が蔓延(まんえん)したとき、(株価を)急激に下げた。急激に下げに対する、株価の急激な上げというところで、株価の調整が入ったと理解できる」  株価上昇の要因に挙げたのは2つ。緊急事態宣言が解除され、経済が動き出すとの期待感と株価を下支えする日銀の政策への安心感です。決して経済が回復しているわけではなく、県内企業にとっても厳しい状況が続くと分析しています。 静岡経済研究所 恒友仁理事:「コロナ下で影響を受けた業種はどこかというのはない。経済全体に影響が及んだということ。企業に必要なことは、中期的・長期的な視点に立って、事業活動を継続していく、雇用を継続していくことを、まずは主眼に置いて、アフターコロナの時にしっかりと事業活動がリスタートできるように、今のうちから準備しておくことが必要」